オタクな話。

ドン引きされる話かもしれないので隠す。オタクな人のみどうぞ。







半年振りに逢った友人は巨大化していた。




アメリカから帰ってきた腐れ縁の友とご飯を食べてきました。
帰国してからも電話かメールのやり取りだったので、実際に逢うのは久しぶり。私の仕事が終わる時間にウチの店まで来てもらって、一目見た瞬間の感想が冒頭の文です。ちょっと気を抜いただけで確実に増量。全てにチーズが入っている国。アメリカってスゴイや!!
「kなんて向こう行ったらキッズサイズだよ」と言われたが、彼女でSサイズならそうかもしれん。私も特に痩せてはいないのだが。薄いだけで。


頼まれていた『夏の戦利品』と『NARUT○カレンダー』を渡して、お土産も貰って、落ち着いてご飯。彼女と逢うのは年間4・5時間くらいなんですが、だいたい「今何萌え?」と云う話をしている気がします。萌え話以外に無いのか。もっと建設的な話をしたらどうかとも思いますが、20年以上も付き合ってると、たいして語る事もありません。枯れてる。倦怠期の夫婦みたいだ。


年末の海っぺり祭りに参加するため(あとFミヤのコンサート)に帰ってきたのですが、なんでも来年初頭に向こうでそういうアニメ関係のイベント?コンベンション?というのがあって、米人のお友達(彼女もOTAKU)に誘われて出店することになったそうです。


コスプレで。(注・同い年)


コスパ*1で衣装買ってきたよー」
「あんた髪はどうするだい」
「ウィッグ。今美容院行って切ってもらってきた」

「それよりさー、本(同人誌)も売るんだけど、今印刷所に出してあるのって、日本語だら?もう刷っちゃってあるからやっぱ下に英語訳付けなきゃなんないさねー。訳すのめんどくさー」


心配しなきゃならないのはそこじゃない。



でも、行った当初は英語も喋れず(今でもダメだが)、友達もおらず、旦那さんに隠していたのでマンガ描く事も出来ず、相当煮詰まっていたのが、カミングアウトして堂々と原稿描けて「マンガ描き始めてから一日が早いよー!」と楽しそうにやってるのが、本当に良かったなと。それをきっかけにお友達も出来たそうだし。人生の半分以上やってた趣味を、やむをえないとはいえ我慢するのはかなりキツかっただろうと思います。自分から飽きるとかならともかく。しかしこういう状況の時ってマンガとか小説書くのって、いい時間つぶしだよな。サイトの更新頻度も高い高い。



オタクに国境は無いね!通じ合うんだよ!!」とこれ以上なくリアリティあふれた名言を残しヤツは去っていきました。(でも年末に会うんだけど。例の場所で)



たぶん私たち、一生オタク。

*1:コスプレ衣装専門店