つみきくずし

『本屋のほんね』さんの記事にこういう積み方が紹介されてまして。


ttp://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20070627



「本が傷む」とか「取り辛い」とかいうのは一旦置いといて、これだけ見ると純粋に「きれいだなあ」と思うわけです。時々スーパーとかでも芸術的なディスプレイしているところありますよね、林檎とか。


ちょっと「やってみたいなあ」という気持ちもあるにはあるのですが(その後の破損とかは考えず)、これを見て何を一番最初に思ったかというと。




「大手書店に平積みで遊べるほど配本されてりゃ、そりゃウチには来ないわな。」




なんつーかね、切なくなったですよ。
書籍の流通の半分以上は大都市でまわっているという話を聞いたことがありますが、目の当たりにした気分です。腹が立つ、という感情は湧いてこないんですが、諦めに近いかも。売れ筋新刊ってここにあるのだな。こういうとこの返品を待って、ウチに客注分が回されてくるのだなあ。





切なかったので、レジででこっそり100冊の小冊子をちまちま積んでみた。べこんべこんにしかならなかった。切なさ倍増。