包装懐古


ライブ日記は遡って書きます。明日にはなんとか。


つーか、筋肉痛が今日出ましてね。
みなさん昨日の時点で頭痛いだの(振りすぎて)腿の前面が痛いだの(飛びすぎて)仰ってまして、筋肉痛の出ない私はもしかしたら肉体年齢若いんじゃないかと思い上がっていましたが、誰よりも劣っている事が判明。
・・・オマエほんとに私のふくらはぎか。

あと体中に散らばっているこの青あざは、いったい誰がつけたんでしょう。何があったんだ一体。まるで記憶に無い。






今日会社行ったらまたしても客注予約商品が店出しされてましてね。


慌てて回収しましたが、おちおち休んでられないじゃないか!何度も言っておいたじゃないか上司!!ヤダよもうこないだの二の舞は。もう知らんよ!!





そろそろラッピング地獄へ突入しているのですが、1年以上やっている夜のバイトさんが、『包装をしたことが無い』という事が判明。今まで上手い事彼女の時にはまわってこなかったらしい。入ったばかりの頃に教えたんですが、もう忘れているとの事で、再度研修(kさんサービス残業)。


ラッピングってのは「コツ」があって、『どの角度で・どれくらいの力で引っ張ると、カドが綺麗に取れる』というのは、その人自身が感覚でつかまないとならない物で、どうにも教えようがないんですね。できる人は1回教えただけで直ぐに綺麗にできてしまうし、できない人は何度やっても上手くコツをつかむ事が出来ない。
その『できない』人が、上手く出来るようになるにはどうしたら良いか、というともう、回数を重ねるしかないわけで。どんな事でも同じでしょうが、『慣れ』というのは重要なのです。『上手くいかない』の原因の一つには『緊張してしまう』というのもありますし。


今でこそ、書店で扱っているモノだったら、たいていの物は何とかできるようになりましたが*1、最初はどうしたって上手くいかないわけですよ。しかもkさん『並外れて不器用』で『短気』なので。ただ幸か不幸か『無駄に負けず嫌い』だったので「出来ないのでお願いします」と言いたくなかったんですね。「出来ないと認めるのが悔しい」ので。言っても良い、というか、ほんとは言った方が良いんですけど。お客様を無駄にお待たせする事になるし。
で、家で新聞紙使って必死に練習。今思えば、あの時練習しといて(そして当時の上司に「ラッピングは40秒以内で!」とストップウォッチで計測されて)よかったなとは思います。



大学生のバイトさんに改めて教えて「ウチに帰って心に余裕があれば、新聞紙とかで練習すると、クリスマスには仲間内のヒーローになれるよー」と声をかけながら、15年程前、ぺーぺーでいつも何か張り詰めて、何をやっても満足行かない、いつも何かもどかしかった頃を思い出してしまいましたとさ。


今でも、昔心に思い浮かべていた理想の自分とは百億光年もかけ離れていますがね。

*1:今まで一番途方に暮れたのは『ゴマちゃんのぬいぐるみ(体長50cm)』だった。箱ではなくビニール入りだった。たまたまもの凄く混んでいて誰にも頼れる状況ではなく、しかもお客様がキラキラした期待に満ちた目で待ってらしたため、追いつめられたkさんは、包装紙で強引に丸め込み、両脇をリボンで括って端をゆるく蛇腹に広げキャンディ状態にしてごまかした。そのときkさんは「人間追い詰められると何でもするな」と人事のように思っていたという。