台風一過

  • 今日の買い物
    • 『シアターガイド』




昨日の事。
午前中歯医者へ行って帰宅すると、耳をつんざくような泣き声が。


赤子だ。



どうやら弟夫婦がのっぴきならない用事で赤子を置いて出かけなければならず、ウチに預けに来たとのこと。
しかし長時間預けられ慣れていない4ヶ月児、ハナっから号泣



母 「ねえ、k(仮名)ちゃん。お母さんちょっとカルチャースクール行きたいんだけど」
我 「ちょっと勘弁してよ。今日ぐらい休めよ」
母 「えー。休みたくないんだよねえー」
我 「あんたこの状態の孫置いてくのかよ」
母 「大丈夫だよ、眠くてぐずってるだけだから。しばらくしたら寝るからさあ」
我 「寝なかったらどうすんのさ。アタシ乳児預かった経験ゼロだで」
母 「アタシだって30年ぶりくらいだよ」
我 「あんた経産婦だらに。あんたが見てるほうが良いらに」(感情が激しているためディープな方言に)
母 「姉弟愛が無いだねえ」
我 「あんたの孫だよ!!



別に赤子を愛していないわけではないのですが(むしろ溺愛)、私一人で4ヶ月児を半日預かるのは少々無理があります。しかし「今日は京都から先生がいらっしゃるから」と、強引に母外出。




腹を括って泣き喚いている赤子を抱き上げます。


ええと、たしか『私たちは繁殖している』*1だったかに、「赤ちゃんが寝る前に泣くのは『死への恐怖』があるのかもしれない」とか「赤ちゃんももっと色んなモノを見たいのかもしれない」とかなんとか、そういう感じのことを書いてあったような気がするよ。ああ、なんで内田春菊の子育てばかり思い出すんだろう、参考にしていいものだろうか、石坂啓とかのも読んでるハズなのに思い出せない、サイバラはどうだったっけ、なんで参考にならなそうな人ばかり思い出すんだ、嗚呼『育児の百科』*2とか読んどきゃ良かった。



・・・お腹が空いているのかも知れない・・・



一応義妹が書いておいてくれたメモを見ながらミルクをつくり、サブメニューとして麦茶も用意(これも義妹が用意しておいてくれた。よく出来た義妹だ)。哺乳瓶をあてがってみます。



・・・飲んだ!!





ちち麦茶おむつ号泣ちち号泣号泣麦茶号泣ちち号泣おむつ麦茶号寝てくれよ!!




私も一緒に泣いちゃおっかな、と鼻の奥がツン、となってきた頃ようやく母帰宅。泣きつかれてやっとうつらうつらしはじめた赤子を母に託したところで弟から電話がありました。



ちょっと今日帰れないかもしれない。一晩預かって貰って良い?




タスケテドラエモーン・・・




そういうわけで、今日私が仕事に行っている間に弟夫婦が迎えに来たようですが、直前までやはり号泣していたにも関わらずママとパパが現れた瞬間泣き止んだそうで。一晩床を共にしても一向に慣れてくれない孫に、両親は悲しげに肩を落としていました。




同居になったらこういう状態が四六時中続くのだなあ、と思うと、どこか遠くへ行ってしまいたくなりました。いや、赤子はべらぼうに可愛いんだけどね。泣き声に気力を奪われるというかね。赤子も不安だろうけどね。そろそろ慣れて欲しい・・・