なつのちびっこ

そういえば夏の間に親戚のちびっ子たちがやってきたのです。
とりあえず一番上の7歳児には福音館『シートン動物記 カランポーのオオカミ王ロボ』を。4歳児には文渓堂『かばんうりのガラゴ』(島田ゆか作絵)、乳幼児にはちいさなしかけ絵本をいくつかプレゼントしました。年に3回、優しいお姉さんっぷりを印象付けるチャンスです。あとの2回は5月の連休と冬休み。

7歳児にシートン動物記は難しすぎるかと思い、岩崎書店の『宮沢賢治のおはなし3 やまなし/いちょうの実』もおまけにつけました。



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読 め よ お ま え ら!
せめて包装紙は開けて。おねがい。




去年は一番上の子にあかね書房の『ふらいぱんじいさん』( 神沢利子作/堀内誠一絵)をあげたところとても喜んで「読書感想画」の題材(自由課題だったらしい)にしてくれたのですが、画用紙いっぱいクレヨンで真っ黒に塗りつぶしていたため、「Hちゃん、これはなに?」と聞いたところ、元気に「ふらいぱんじいさん!」と答えてくれ、周りの大人が全員「じいさんアップかよ!」と突っ込んだという、ステキな夏の思い出があります。


・・・やっぱりウチの一族だよ・・・DNAに脈々とダメの血が。



『やまなし』は読んであげたら気に入ってくれた様子でホッとしました。リズムが楽しいんですよね。かぷかぷ。口に出すと更に楽しい。案の定「クラムボン」で引っかかってました。はっはっは、悩め悩め。想像するのは楽しかろう。君の頭に浮かんだものが君にとってのクラムボンだよ。