ロボ

ゴールデンウィークに嵐を巻き起こして去って行ったちびっこたちが、夏休みもまた来るようです。嬉しいが鬱陶しい。鬱陶しいが可愛い。

小川未明で失敗したので、なにか子供向けの本でも買っといてあげようか、いらなきゃ私が読めば良いんだし、と色々考えた末、「シートン動物記」はどうだろう、という考えが浮かびました。子供の頃に読んだっきりで、久しぶりに読み返してみたかった事もあります。
我ながらなかなか良いモノを思いついたじゃないかと自画自賛しつつ、今どの出版社から出ているのか検索してみることに。




余談ですが、「シートン動物記」。私はこの内の一つ「狼王ロボ」が大好きでした。大好きでしたが、なぜかずっと「オオカミ・オウロボ」と思い込んでた(アクセントは「オオカミ」は普通の「オオカミ」、「オウロボ」は「カレシ」と同じ平板アクセント)。本文中ずっと「ロボ」と呼ばれていたにもかかわらず。何故だ。オウロボって何だよ。固有名詞か。

ずいぶんと大人になったある日、布団の中で突然気がついた。天からの啓示のように。


狼の王なんじゃん!!



・・・あほですね。
なんでこういうしょうも無い事は前後に何の脈絡も無く唐突に思い起こされるのか。
こういったことは他にもあるので、別の機会に譲ります。
閑話休題




普段本の検索をするのにはAmazonと共に「e-hon」というトーハンの検索システムを利用します。日販の「本やタウン」は私にはどうにも使い勝手が悪いので(ただ、新聞雑誌等で紹介された本を探すには「本やタウン」の方が便利)。
シートン動物記』を検索し、「そうかー、今福音館なのねー。表紙デザインがすごく素敵。自分用に買っちゃおうかな〜。あ、「狼王ロボ」タイトル変わってる。「ロボ カランポーのオオカミ王」なんだ、ふーん」と、詳細を開きました。

さて、Amazonもそうですが、e-honは「この本を買った人はこちらにも興味を持っています」というカテゴリがあります。
ふとその表示を見ると


甲虫王者ムシキングカードマスター攻略ブック
風の城砦(カスバ) 第1巻 河惣益巳
ソルフェージュ よしながふみ
少年地獄 猫田リコ




何  故  で  す  か  い!!




いや、百歩譲って「ムシキング」は許そう。シートン→ファーブル→虫という思考で無理やり括れば解らないでもない*1。少なくとも生き物だし。

他の3つは!・・・狼王ロボとカワソウマスミ・・・いいんだけど。・・・ロボとヨシナガフミ・・・どっちも好きだけど・・・・



えーと、このカテゴリ、あんまり必要無いんじゃ・・・「面白がる」以外の利用法みつからないよ。




シリーズが今5まで出ているようなので、とりあえず①の「ジョニーベアー イエローストーンの子グマ」と②「ラギーラグ ワタオウサギの子どもの物語」を夏前に注文してみる事にしました。私の愛する「ロボ」はちびっこたちの反応を見てから。無碍にされたら悲しいじゃないですか。


*1:そうか?