フクブクロ

今日の買い物
 3. 『サライ
 4. 『テレビブロス





友がアメリカへと帰って行きました。スーツケースいっぱいに同人誌詰めて。せめて帰途くらいはトラブルが無いことを祈る。飛べ、煩悩の塊。






今年も色々と福袋の中身情報が出回っていますが、『売るほう』の人の話を聞いて、ちょっと驚いてしまいました。何と云うんでしょう。「こういう人どこにでもいるんだな」という気持ちと「大型小売店って、たいへんだな」という気持ちと「ありえねえ」という気持ちと。たいへんですね、百貨店の方。お察しします。


というのは、「福袋にクレームをつける方」と云うのがいらっしゃるんだそうで。
福袋っていうのは、なんとなく『ギャンブル』的な要素もあると思うんですね。(自分にとって)当たり外れがあるのが当然というか。好みじゃないものも当然混ざっているでしょうし、そんな事は了解して買うんだと思うんですが、どうやらそう思ってない方も多いらしい。「通常価格の○○倍しか入っていない。●●倍以上じゃないと福袋とはいえない。いらないから家まで取りに来い」とかね、いらっしゃるんだそうですよ。中身の目安書いてあっても。「●●倍以上」って、誰が決めたんでしょうね。通常価格よりもちょっとでもお得なら良いんじゃないでしょうかねえ。福袋と云うものを買ったことが一度も無い私が言っても説得力ゼロですが。こういう書き方すると不快に思う方もいらっしゃるかと思うのですが、ちょっと、引いてしまう。そんなに真剣になる事無いんじゃないのか。
テレビで、買ったそばから階段脇で袋を開けて品定めしている人たちを見ると、なんとなく人間の浅ましさのようなものが見えて、嫌な気分になるのは私だけなんでしょうかね。せめてどこかの喫茶店に入るとかさ、誰かの家に行くとかさ。別に福袋の是非を問うてるわけじゃなくて(私も行けるものなら行ってみたかったよ)、買った後の話。



『福を授かる』か『福をもぎ取る』かの選択(というか、考え方というか)は人それぞれだと思うのですが、どちらにせよ『最低限の品性』は持っていたいと思います。えらそうだな、我。