まだ餅食べてない

弓道をやっている友人が年越し射会に参加したそうです。神奈川県の某神社で。

先日御殿場のアウトレットに行った際、これでもかと言わんばかりに防寒具を買い込んでいたんですが、実際は「思ったほどは寒くなかった」そう。でもどう考えても寒いだろう。真夜中の屋外だよ。まあ、弓道は足袋履けるから多少救いはあるけれども。kさんは剣道をやっていたので寒稽古の経験が何度かあるのですが、明け方の道場の尋常じゃない冷たさは、今思い出しても震えてきます。裸足だしな。あ、鳥肌。

夜中に弓を放っていると、いつの間にか的が凍ってしまい、勢いのある矢でないと、上手く突き刺さらなくなってくるそうです。で、みんなでザクザクほぐす。それはちょっと面白そうですね。それだけ参加したい気もします。思いっきり厚着して。


真冬の太陽が出る前の、鼻の奥が凍りついてツンとする、呼吸をするだけで涙が出るあの突き刺さるような清冽な空気を、面の中から吐き出される白い息を、小手から少し外れた所を打たれた痛みを、紫になってしまった足の爪を、納会で食べたお汁粉を、時々懐かしく思い出します。当時はとても辛くて、毎日サボろうと思ってた。でも、なんとなく楽しかったようにも思えます。もう2度と経験したくはありませんが。思い出は美化されるんでしょうかね。





仕事が終わった後、その友人とご飯を食べに行きました。年越し射会の話を聞こうと思ったのですが、



気が付いたら2時間ほど一方的にでんおーの設定とストーリーと萌えどころを語り倒してました。(素面)



帰り際につぶやかれた。「かめんらいだーの話しかしなかったね・・・」


ほんっとごめん友人。でもアナタが話をふったのだよ。




新年早々萌え語り。どう好意的に見ても一年を暗示しているとしか思えない。