そんな仕打ち

ちょっと前の話ですが、旅先ででんおーの映画を観ました。旅先っつっても渋谷なんですが。


大人二人、思いっきり平日です。「・・・・かめんらいだーでんおー・・・おとないちまい・・・」と受付の人とあまり目を合わせずにチケットを買って中に入ると、もう夏休みも後半だったせいでしょうか、子どもの姿はあまり見当たりません。いるのはおおきいおともだちばかりです。それはそれで何か心にモヤのようなものが。


既にパンフだけはポタを観た時に決死の覚悟で買ってあったので、まあ、買わずともグッズくらいは見てみようかな、と冷やかしていたのですが、もうグッズも残り少ない状態。「残り少ないな」と思うと焦りも生じ、「何か買わないといけないんじゃないか」と血迷ったことを考えてしまうモノです。


「Cさん・・・どうしよう、私クリアファイル欲しいんだけど・・・イマジソ体も各フォームもけっこういい写真だし・・・」
「買えばぁ?」
「でも使わないじゃないですか!大人だし!!恥ずかしいし!!」
「・・・k・・・ここにいる時点でもう私たち終わってるんだから。
「・・・買ってきます」




渋谷の映画館の人はドSでした。



「はい、600円です。ありがとうございましたー」


え、ちょ、まっ!!袋無いの!?剥き身!?これ持って渋谷を歩けと?!




ここ数年で一番の罰ゲームでした。







映画ですが、映画観ないとテレビが楽しめない、という話は本当でした。良かった観て。静岡は1週遅れなので、映画を観た次の週が合体フォーム回でした。ちょうど良かった。テレビの話になりますが、しかしあの合体は大笑いでしたね。今頃書くのもどうかと思いますが。*1





映画も面白かったのですが、私たちのナナメ前に座っていたお父さんとちびっこがたいへん面白かった。ちびっこはどうやらでんおーの方がお気に入りらしく、同時上映のげきれんじゃーが先に始まると、ぐずり始めました。お父さんが小さい声で「つぎがでんおーだからね」と諭しているうちに、ちびっこは眠ってしまいます。ああお父さんも子どもが寝ちゃったんじゃ、連れて来た甲斐がないよなー、でんおーになったら起きるといいのにねー、とお父さんの方をふと見ると、お父さん、画面にかぶりつきです。え?とあわてて画面を見ると


ゲスト出演のイ ン リ ン が 開 脚 し て ま し た。


そしてさらにレギュラーのメレちゃんのチャイナがめくれてガーターベルト全開。




お父さん。息子さん寝てて良かったですね。

*1:戦闘途中で鳴り響く陽気なケータイ着信音→戦闘途中にもかかわらず普通に「もしもし」と出るらいだー→消えちゃったハズの亀の声におののき姿を探すらいだー→「とりあえずケータイを操作しろ」と言われ、武器を小脇に抱えボタンを押してみる腰の引けたらいだー→亀・熊・竜の顔だけ飛んできて体に取り付こうとするのに慌てふためき怯え騒ぐらいだー。かつてパワーアップ時に恐怖のあまりこんなに逃げ惑うヒーローはいなかったように思います。良いモノを見た