機を逸した話
今日の買い物
184. 『テレビブロス』
185. 『ピギー・スニードを救う話』 J・アーヴィング著/小川高義訳 新潮文庫
186. 『箸の上げ下ろし』 酒井順子著 新潮文庫
『有閑倶楽部実写化』って、マジすか。コーラスの表紙に書いてあるんですけど。
お盆などとっくに終わってるんですが、休憩室で各々の育った地方のお盆の特色の話になりました。なんかやけに「の」が多いな。人麻呂か。
Oさんの育ったところでは、お盆には『安倍川もち』を食べるんだそうです。NOT静岡。ちゃんと自宅でお餅搗いて黒みつときなこかけて。理由はわからないそうですが、夏にお餅って、いいですね。バテ気味の季節なので滋養をつけよう、という何らかの伝統かもしれません。知らないけど。
私のウチはなんとなく浄土真宗なのですが、お盆の中日に『お赤飯』を炊きます。お盆で帰ってきたご先祖様があちらの世界へのお土産を買いに行く日なので、お弁当に持っていくのです。おべんと持ってお買い物。楽しげでいいじゃないですか。
この話の間違っているところはどこでしょう。はい、ここです。
『浄土真宗には基本的に盆行事は無い』
私もたいして詳しくもないのでものっ凄く簡単に言うと、「浄土真宗は亡くなった時点で成仏しているので、帰ってくる霊魂は無い」という概念だそうで。(詳しくはこちらを ttp://www2.big.or.jp/~yba/QandA/02_09_08.html 柔らかく書こうとしてかえってたいへんわかり辛くなってるけど、味わい深いモノがあります。)
なので、この『お盆に赤飯』は宗教上の行事ではなく「地域の慣わし」だったんじゃないかな、と。
今は生まれ育った場所から離れたところで生活しているのですが、やっぱり赤飯は炊き続けています。おじーちゃんとおばーちゃんにはおべんと持ってうきうきお土産買いに行って欲しいじゃないですか、やっぱさ。