もうそんな季節

今日の買い物
 77. 『テレビブロス
 78. 『語り女たち』  北村薫著 新潮文庫
 79. 『何を根拠に』  ナンシー関著 角川文庫





新しく採用するアルバイトさんの事で、上司とちょっと話し合う。


求人情報誌や、店頭告知を見て、電話でアポを取って、履歴書持参で面接に来る。というのが一般的なのかと思っていたら、最近はそうとも限らないようです。



というのは、問い合わせてきた方々、そろいも揃ってアポも取らずにいきなり来店。

「募集見て来たんですけど」
「お電話いただいてますでしょうか」
「いえ」
「・・・ただいま社長も店長も外出中でして・・・」


普通は(『普通』というのも曖昧な言葉ですが)先に電話で「募集している時間帯」や、「面接日時」を確認するものだと思うのです。だいたい不安じゃありませんか?直で行って見て、店側の都合が悪かったら2度手間でしょう?


学生さんの間で通用している『一般社会常識』と受け入れる側(会社側)の『一般社会常識』は重ならない部分も多いです。かといって無闇にかしこまる必要は全く無いですし(むしろそんなカッチコッチの学生さんに来られてもこっちが困る。うちユルユルだし)、業界や取り扱っている商品について、詳しく調べて来なくてもいい。


ただ、『相手の都合も考える』事を忘れないでいただきたいです。自分の都合もあるでしょうけど。これはどの業界でも同じだと思います。面接に至るまでの手順も、見られてますよ。



あと、書店アルバイトに限って言うと、『読書量』は全く関係ありません。そりゃ、「生まれてこの方ジャンプとコロコロ以外は読んでません」という人と「芥川と漱石は読みました」という人二人並べたら、後者を取るかもしれませんが(個人的には前者の方が人間的に面白いとは思いますが)、別に本屋だからといって本読んでる必要はあんまり無い。

何をみるかというと、「きちんと挨拶できるかどうか」です。
「何を当たり前のことを」と思う向きもあるでしょうが、挨拶できない学生さん、いらっしゃるのです。驚くくらい。
面接に来ても近くの店員に声をかけるでもなく、見かねてこちらが声をかけるまでチラチラ見ながらウロウロしている、とか。本屋って地味な仕事だから、あんまり話さなくていいや、と思って来るのでしょうが、『接客業』なんです。レジに立つ事の多いアルバイトさんは特に。相手の目を見て聞こえるように「いらっしゃいませ」って言えますか?お客様に何か聞かれたら(一番聞かれるポジションですね)とっさに「少々お待ちください」って言えますか?もちろん最初は出来ない方も多いです。恥ずかしいもんね。でも『恥ずかしい』はひと月もすれば慣れて行きます。『恥ずかしい』とは別のところで『挨拶できない』というのは、『向き不向き』で言ったら接客には向いていない。ただ、他の職種には向いてるかもしれない。



大学に入って初めてバイトする方も多いでしょうが、面接って特に怖いモノではないです。散々脅かしておいて何言ってんだって話ですが。そして、落ちたからといって、落ち込む必要なんてまるっきり無い。ただ単にその職場と『合わなかった』ってだけです。自分が楽しく続けられるアルバイトは絶対にあります。きちんと手順を踏んできちんと『あいさつ』をして、『自分の聞きたい事をちゃんと聞』けば良いだけのことです。必要な事をちゃんと聞ける方、わからない事をちゃんと「わからないから教えてください」と聞ける方を、どの店も望んでいると思います。書店以外の状況を知らないので断言は出来ませんが。



自分の力で小遣いを稼ぐ最初の一歩です。あと、ちょっとだけ社会に足を踏み入れる一歩でもあります。短期バイトをいくつもやるのも面白いでしょうし、一つのバイトを長期間続けるのも良い経験になると思います。どちらにしても、バイトはやらないよりもやったほうが良いと思う。学生時代に色んな年齢層の人に出会うのは必ずプラスになります。楽しいバイト生活を送ってください。





それから
会社のパソコンでmi〇iをやる子は私が許しません。確実にバレます。何故ってレジのパソコンアタシが管理しているからな!









どうも時間が上手く作れない。会社に居る時より家に居る方が自由が利かないって、どういうことだ。時間配分が上手な人になりたい。


しばらく日記が途切れ途切れになるやもしれません。