節分

父親が季節行事をきっちりとやる人なので、今年もきちんと豆を撒きました。さすがに『鬼役の人に豆をぶつける』というのはやりませんが。大人と乳飲み子しかいないので。


両親の子どもの頃は近所の家をまわってお菓子だのみかんだの貰って歩いたそうです。それもおもしろかったでしょうね。和風なハロウィンか。意味合いは違うが。


両親が今の場所に引越したのは私がまだ首都圏で一人暮らしをしていた頃で、引っ越す事など何一つ聞いていなかった私は「おかあさんたち、引っ越したから」という電話を受けて大変たまげたのですが、引っ越した先のこの地域、実は『豆まき』という風習が無いそうなのです。


なんでも


川原で鬼を見つけた近所の猟師が鉄砲をぶっ放し、鬼はお腹を傷つけられたモノの、死にはせず、近くのお寺に助けを求めたところ其処の住職に「薬だから」と偽られ傷ついたお腹に火薬を詰め込まれ、「家に帰ったらここに火をつけなさい。あったまるから」と言われ、住処に帰った鬼は素直に火をつけたところ見事に爆死。
それからというもの、この地域には鬼が出なくなり、出ない鬼を「鬼は〜外」と追い払う必要性もないため、豆まきの習慣が無くなっった。


という、もうどこから突っ込んで良いやらわからない(しかも半分くらい『赤ずきん』とかぶってる)昔話があるそうで。これ問題あるだろう。鬼可哀想過ぎ。


でもまあ『節分』=『豆まき』というのが一般的な認識なので、最近ではやってる家庭も多いそうです。子どもはやりたがるでしょうし。
季節の行事は地域によって違うので、他の県の方に色々聞くと面白いでしょうね。県内でも全然違ったりするし。



しかしもう2月になってしまったんですね。早くスパイラルライフのDVDBOX予約しに行かなきゃ。先月末に行ったら「まだ予約受け付けてません」って言われちゃったんだよなあ。






4月のバレエチケットを取ったり(『ドン・キホーテ』後藤兄版。高岸さんの方はもう無いのかな。日にち的に行けないんだけど)、溜まっていた漫画やビデオを観ていたら一日過ぎてしまいました。『レッドガーデン』がだんだん物語が動き始めて、漸く『辛くなく』観られるようになってきた。そんなにレイチェルにも腹立たないし。