江戸へ

konegi2006-11-19

さて、次の日。

ぼんやりと身支度し(ごめんね、洗面所を占領してたのは私です)、今日はどうしようかという事に。「お客さまのしていたマフラーが可愛かったので似たのが欲しい!ポール・スミス行きたい!」と駄々をこね、とりあえず新宿へ向かいます。別口の約束があるはにわさんと電車内で別れ、じじょさんに付き合ってもらい、伊勢丹へ。行って見たものの、どうも全て素材が違う。去年のモデルだったのかもしれないなーと意気消沈し、結局地下のBPQCでマフラー購入。何だ、何でも良かったんかい。


さて、これからどっしようかねー、映画もそそる物が無いねー、前にt師がブログで書いてた『東京大学総合研究博物館小石川分館』が面白そうだよ、でも小石川ってどこ?と本屋でガイドを見ていると、目に付いたのが『江戸東京博物館』。「ここ一度言ってみたかったんですよー」とじじょさんに訴え、行き先変更(済みませんでした。我侭通しちゃって)


新宿駅の『ベルク』で軽くお昼を食べて、両国に着いたのが1時頃。雨が本降りになって来ています。今念力が使えれば車の中の傘呼び寄せるのに!最初から持ってきていない私はともかく、駅に置いたバッグの中に傘を置いてきてしまったじじょさんはたいそう悔しかった事でしょう。



しかし結果的に大正解。面白かった!チケット売り場に大体の拝観所要時間が書いてあって、「常設展は一時間半くらい」、と表示されていたのですが、たっぷり4時間かかりました。企画展の方のチケット買わなくて本当に良かった。絶対回れなかった。閉館放送とか流れて来ちゃったよ。


色々体験できるのも良いですね。人力車乗れたり(乗らなかったけど)千両箱持ち上げ体験できたり。千両箱は大体14キロくらいだそうで、普段20キロくらいのダンボール抱えて歩いている身としては、なんだ、もって歩けるじゃないか、私が江戸時代の泥棒だったら担いで逃げられるよ、という印象でした。




関東大震災で倒壊して爆破される浅草十二階(凌雲閣)の写真や模型も切なくなりました。ああ、ここが乱歩の「押し絵と旅する男」で兄ちゃんが遠眼鏡で覗いてた建物なのねー。写真でしか見たことなかったけど、模型で見るとどんなにモダンな建物だったかよくわかるわー。とか。




かわいそうなぞう』ブースで一人うっかり涙していたのは内緒にしたいところです。ずるい。ずるいよあの展示。「泣け」って言ってるようなモノじゃないか!



半日たっぷり楽しんで、とっても可愛いオリジナル落雁をお土産に購入し、外に出ると


まっくらだわどしゃぶりだわ。



覚悟を決めて駅までダッシュ



東京駅に出て、ご飯を食べて、じじょさんとお別れ。たいへんお世話になりました。見捨てないで下さい。



連続出勤だったり風邪が治りきらなかったり車擦ったりと色々ありましたが、チャラにできるくらい充実した2日間でした。お会いできた方々、お疲れ様でした。ありがとうございました。また、30日にお会いしましょう。



・・・・クルマに関してはチャラには出来ないがな!