鎌倉

konegi2006-07-11

ライブ翌日。
泊めてくれた友人と、もう一人の友人と11時に待ち合わせて鎌倉へ。

「美味しいガレットのお店があるんだってー」
「じゃあ、まずそこでご飯食べよー」


PCからプリントアウトしてきた地図を見ながらお店を探します。割と駅から離れた住宅街でこじんまりしたお店発見。


「あ、ここだここだ。すみませーん。やってますか?」
「はいどうぞ」


「ご注文は?」


「「「ビール!!!」」」



まずガレット頼めよ。



噂に違わずとても美味しいガレット(写真は私の頼んだ『インゲンと牛肉の赤ワイン煮』)とサラダ代わりに出てきたラタトゥイユ(これも美味しかった!!)、そしてカールスバーグで腹ごしらえをし、鎌倉散策です。


散策というか、本来の目的は新しく出来たケーキ屋さんです。じゃあ腹いっぱいメシ食うな。



腹ごなしに小町通りから、お店のある長谷まで歩きます。ご存知無い方にどう説明して良いのかわかりませんが、結構遠いです。2・30分(もうちょっとかな)歩くでしょうか。車生活で運動不足の私には割りとキツいのですが、友人2人は全く平気。体力の無さを思い知りました。前日の筋肉痛もありましたがね。30越えると体力がねえ。


うろうろきょろきょろしながら近くまでたどり着きます。
「この辺の右側にあるはずなんだよ」
「あ!あそこだよ!」


・・・


臨時休業



「わざわざ歩いて来たのに・・・」



続いて


鎌倉文学館

臨時休館

長谷寺宝物館』

臨時休館


長谷寺自体はやっていたので最後の紫陽花を楽しむ事は出来たのですが、何か悔しい。


「くそう、どこも臨時休館かよ・・・」
「せめて弁天さんに蝋燭あげていくか」



弁天窟へ向かう途中にはいろんな石像があります。

「あ、あれ、誰だっけ」
「ああ!あの人だよ!あの、ほら」
「片手に剣を持って、炎を背負って、ほら、あの有名な」
「知ってるよ、知ってるハズなんだよ!」
「眷属が、ほら、セイタカドウジと・・・」
「ああ!出てこない!眷属まで出てるのに!」
「〜神じゃ無いよね?〜王だよね?」
「ダメだ、脳が劣化してきてるよ!」


「・・・とりあえず、弁天さんに教えを乞おうよ・・・」


弁天窟には10数体の神様像があります。神様によってご利益が違うため100円払って蝋燭を買い、自分の名前を書いて、好きな神様のところに蝋燭を立てます。


「思い出した?」
「いや、今弁天さんに聞いたけどお告げは無かった」
「小町に戻ってお茶でも飲もうよ・・・」


長谷寺を後にし、また小町通に向かって歩き出します。


「ああ!!!思い出した!!!」
「誰!」
不動明王だ!!




「なんでそんな有名人が出てこないんだ・・・」
「芸能人で言ったらキム○ク並の有名神だよ・・・」


3人揃って完全に脳が劣化している事が再確認されました。嬉しくない。






それから後も、行こうと思っていたカフェやレストランがショップがことごとくお休み。
観光地には平日に行ってはならないという事を身を持って知りました。街が完全に死んでます。生きているのは客引きの人力車のみです。



仕方が無いので、年中無休のカフェでメイプルシロップとバニラアイス付き焼きたてワッフルを肴にビール飲んで帰ってきました。やけっぱち。