赤子騒動
家の中に赤子が一人いると、周りの大人はみなバカになる。
昨日、生後2ヶ月の赤子がやってきたのです。おじいちゃんおばあちゃんいかずごけおねえちゃん大興奮。
「そうでちゅか〜 おなかいっぱいでちゅか〜 よかったでちゅね〜」
「○ちゃんはおめめがおっきいでちゅね〜」
「そぉ〜ぉなのぉ〜 そぉ〜ぉ そうなんでちゅかあ〜」
「あ、もうおねんねするかな?ねむいでちゅね〜」
「あ!笑った!シャッターチャーンス!!」(全員ケータイを構えている)
絶対に他人に見られたくない。
なぜいわゆる『赤ちゃん言葉』になってしまうのだ。うちの家族は全員そんなキャラじゃないハズだ。
まあ、待ち受けにはしましたが。だってもうこの世のものとは思えないほど可愛いし〜。
ウチの父は目の前に醤油があったとしても自分では決して触らず母にかけて貰い、焼き魚の骨も母にとって貰い、鍋物も全部母に指示してよそって貰い、気に入らない事があるとすぐに手が出るという、無駄に昭和の男なのですが、皆が赤子に夢中になっているため、喉が渇いたらしい彼は誰にも言えず自力で急須に湯を注いでいました。
生まれて30余年、父がお茶入れてる姿を初めて見た。
恐るべき赤子パワー。ちなみに彼は孫を抱き上げたら体を仰け反らすほど嫌がられ、本気で沈んでいた。
しかし『チチウンチチチウンチ』で2ヶ月で10センチ近く大きくなるって、生命ってすごいですね。今更ですが。
赤子の両親の目下の悩みは、赤子の顔が確実にk家の系統だという事です。
2ヶ月にしてどうかと思うクドさ。配偶者の家の方に申し訳ない気持ちでいっぱいです。