今年の文庫

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    • IN・POCKET 1月号  文庫大予測


『各出版社の文庫部長が語る今後の動向』で、担当の方が自社の今年度のラインナップを1行目っから勢い込んで書いているのに対し、角川と新潮だけは文庫を取り巻く環境から話が入ります。新潮なんていきなり『グーテンベルクの聖書の印刷』がマクラ。さすが大物です。がっついてません。



でも楽しみだなあ。今年はどんな文庫が読めるんだろう。とりあえず一番近い楽しみは、ちくま文庫橋本治 短編小説コレクション』(2月から刊行。全4冊)だ。20代前半の私は橋本治という温泉に顎までずっぷり浸かってたのだ。あと待ち望んでいたのは創元推理文庫の『コミカル・ミステリー・ツアー 4』(いしいひさいち)。



ちょっと前の『ダ・ヴィンチ』で「好きな出版社」のアンケート結果が出てまして。それだと講談社が一位で、へえ、なるほどそうか、新本格を持ってるってのはやっぱ強いよな。と思ったんですが、私が一番好きな出版社は東京創元社(文庫のキャラクターがめちゃくちゃ可愛い)なので、オノレのマイナー嗜好っぷりに少し涙が出ました。嘘です。(それ以前に東京創元社に失礼だろう)
次点は河出書房新社。それから中央公論新社かな。あくまでも文庫のラインナップ基準で。
三角形送るとモノをもらえるので新潮も好きです。
河出はねえ、新しいカバーデザイン、もう少し色を考えて欲しかった。黄色は日焼けが目立つんだ。背表紙。今はまだ大丈夫ですが。
ちなみに目録が一番好みなのはソニーマガジンズのヴィレッジブックスです。いつまでも撫でていたい(手触りフェチ)。



文庫ってやっぱ可愛いよなあ。(頭のオカシイ人がここにいますよ)









さて、スクデリです。いよいよですよ。内容発表ですよ。

http://www.scudelia.net/news.html

MCも入るようですね。とっくに予約はしておりますが、なんか買っても聴けない予感。精神的に。『終わり』を聴いてしまうのが嫌なのかな。