三つ子の魂

旦那さんの仕事の都合で、クリスマスにアメリカへ行ってしまう友人とご飯を食べてきました。もう、向こう3年間会えません。


アメリカって、クリスマス休暇長いから新年は2日頃から仕事始まるらしいよ」とか「なんか最寄の巨大ショッピングセンターまで車で1時間とかかかるんだって。国際免許取らなきゃならないんだけどさー」とか向こうでの生活の不安や、楽しみなどをだらだらとしゃべっていました。向こうに行ったら、友だちとファミレスでどうでもいい事をぐだぐだと話し続けるなんてことは出来ないでしょう。私も寂しい。ちなみに彼女、10月から英会話教室に通い始めました。たった2ヶ月やってどうするつもりだ。


デザートを3種類食べたところで、切り出されました。

「ねえ、お願いがあるんだけど」
「なに?出来る事ならやるけど」


「アタシのDVDレコーダーあげるからさ、アタシのいない間『NARUT○』全部録画しといてくんない?定期録画セットしといてもいいんだけどさ、スペシャルあるじゃん。ひと月に一度DVDに落としてくれればいいから。あ、あとフ○ヤの出演番組も


「・・・そんな責任重大な事はしたくない




「・・・NARUT○はさあ、DVD出てるじゃん。それ買ったら?」
「それでも良いんだけどさあ、せっかく一話から良い画質で全部録ってるんだから、職務を全うしたいさぁ。」
職務・・・



つか、キミ全話録画してたんか。それに驚いたわ。



「フミ○の出演番組って、わかんの?」
「ファンクラブのサイトでチェックできる。だめ?」
「・・・ちょっと聞くけど、そのディスクに落としたブツ、どうするつもり?」
送ってほしいんだけど



「あ、それとさあ、」
「・・・なに」
冬コミで買ってきて欲しいサークルがあって。3ヶ所でいいんだけど」



なぜ私が「冬コミに行く」という前提で話を進めているのだ。行けというのか。私に選択肢は無いのか。



「仮に買ってきたらそれは」
「送って欲しいんだけど。船便は時間かかるから航空便で。お金は払うよ〜。でね、荷物の隙間にお菓子類入れてほしいさ、あっちのお菓子は大味だから日本のお菓子が恋しくなるらしいよ。なんかこう、駄菓子?あとさあ・・」



おまえ良い機会だから足洗え。私は洗わないけど。