バクテー
先日書いた『ムーハン』で、私はフライドチキンライスを食べたのですが、友人が「バクテー」と言うものを食べました。東南アジアのスープだそうです。これにごはんがつきます。
なんか聞いた事があるなあ、と思って記憶をたどってみると、加門七海と若竹七海のトンチキ旅行記『マレー半島すちゃらか紀行』（新潮文庫）に出てました。『肉骨茶』と書くようですな。メジャーな食べ物のようですね。本を読んだときに美味しそうで気になってたんですが、忘れてた。
一口食べさせて貰ったらこれが美味いの何の！クセがあるので万人向けではけして無いのですが、説明によると「11種類のスパイスが入った薬膳スープ」との事。ちょっと八角の香りが強かったかな。えのきたけや青梗菜等の野菜と厚揚げ、そしてスペアリブがごろごろと入って、暑い時期に栄養取るには最適な感じです。写真は半分ほど食べた後のものですが（途中で思い出したのよ、写真の存在を）、かなりのボリュームでした。ボリュームあっても胃もたれしなさそうな不思議にあっさりした味。暑さでぐったりした身体に染み渡りました。私も次は絶対これ食べるよ!
ただこれ、『スペシャルメニュー』と書いてあったので、期間限定なのかもしれません。私が次回行くまでメニューに残ってるといいんだけど。行く目処も立ってませんがね。
