失敗

うそぉ!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050502-00000023-sph-ent





親戚のちびっこが二人来ているので、帰宅しても休まりません。「M(本名)ちゃんMちゃん!」とまとわりついてくれるのは嬉しいのですが、少々うっとおしい。Mちゃん本読めないじゃないか。

早く寝かせてしまえ、と添い寝しながら本を読んであげる事にしました。
私がチョイスしたのは新潮文庫小川未明童話集」より「赤いろうそくと人魚」。



以下e-honより引用。

北方の、冷たく暗い海の岩の上で、女の人魚が考えていました。「人間の住む町は、明るくにぎやかで、美しいと聞いている。人間は魚よりけものより、人情があってやさしいと聞いている。一度手に取りあげて育てたなら、決して捨てたりしないと聞いている。さいわい自分達は人間そっくりだから、人間世界で暮らせるはず。せめて自分の子供だけは、人間の世界で育て大きくしたい」と―女の人魚は決心すると、波の間を泳いで、陸の上に子を産みおとしました。人魚の赤ん坊はろうそく屋の老夫婦に拾われ、育てられて、美しい娘となり、一生懸命家業を手伝って繁盛して、幸せになったかにみえたのです―。小学中級以上のお子様にも。


本気で泣かれました。




小学校2年生と幼稚園児には早すぎたか。ごめんね、Mちゃん子供向けの本あんまり持ってないんだ。あと持ってるのは松谷みよ子の「竜の子太郎・ふたりのイーダ」(講談社文庫)と野坂昭如の「戦争童話集」*1(中公文庫)くらいしか無いの。あ、あと「かわいそうなぞう*2




「ちいさいモモちゃん」(講談社文庫)にしとけば良かった・・・。

*1:トラウマになるかもしれない。

*2:トラウマに以下略