DEAR BOYS


オタクといわれようがもうどうでもいい。
三浦ちゃん!!
SCENE86の扉で私はお酒を5合くらいは呑めます。すみませんDEARBOYSの話です。
発売を待ち望んで、発売当日にゲットする漫画、というのはそれほど多くありません。
ハチミツとクローバー」(羽海野チカ集英社)「鋼の錬金術師」(荒川弘スクウェア・エニックス)「百鬼夜行抄」(今市子朝日ソノラマ)それにこの「DEAR BOYS」です。高校バスケ部の物語。「スラムダンク」よりも前から連載してたのですが、月刊誌連載のためか進行が遅く、連載開始から16年経ってますが主人公たちはまだ高校3年生です。2年生から始まったのに。
これがですね、高校時代から読み続けていますが、全く飽きない。面白くあり続けている。私は男子高校生であった時期が残念ながら無いですし、スポーツも中学以来やったことが無いんですが、一番物事に熱中できる心と感性と、それに単純さを持っていたあの時期、日付が変わる頃まで稽古をしていたなあ、と多少の甘酸っぱさをもって思いかえしたり、なにかもっと別の、ひたむきになれるものがあったら、今もっと自分に自信をもって人生を歩めているのではないか、と思わせてくれるような漫画です。たしかに長い連載中には中だるみはありましたし、絵柄の変化に戸惑ったこともありました。一時期、なんというか、髪の描き方とかが、好みじゃなくなっていたんですね。しかし。最近の絵の美しさときたら。もともととても上手な方だったのですが、さらに磨きがかかってますよ。少年誌の絵柄では無いよ。とても所十三(「名門!多古西応援団」「特攻の拓」等・・・「多古西」大好きだった・・・)のアシスタントだったとは思えないくらいの絵の違いっぷりだよ。

彼らの2年生のときの話が「DEAR BOYS」全23巻(コミック文庫10巻まで刊行中)3年生になってからの話は「DEAR BOYS ACT2」(月刊マガジンで連載中)
次の試合で三浦ちゃんの出番があるのかどうかが気にかかる私はまとめて読みたいコミック派。