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助かったのは、同い年の女の子だった。

夏休みで、おとうさんとおかあさんと一緒に飛行機に乗って、楽しかったんだろうに。
墜落直後はまだ息があった方がたくさんいらしたというのに。
目の前でおとうさんとおかあさんが冷たくなっていって。

同い年の女の子がヘリコプターに吊り上げられて搬送される映像を見て、自分のおとうさんとおかあさんのことを考えて、どうしようもなく涙がとまらなかった。22年前。

毎年夏になると、必ず手が伸びる本があります。

一つは『悪魔の飽食』

そして

墜落の夏―日航123便事故全記録 (新潮文庫)

墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)

墜落現場 遺された人たち (講談社+α文庫)

改めて、御巣鷹山でなくなられた方たちの、ご冥福をお祈りします。