だら?
今日の買い物
47. 『蟲師』8巻 漆原友紀著 講談社アフタヌーンコミックス 追いついた。
48. 『これは王国のかぎ』 荻原規子著 中公文庫
遅番なので観られなかったのですが、まあ、いたとしても観る気は無かったのですが、今日9時から『細うで繁盛記』をやってたようで。で、そのテレビ欄のところに
「おみゃあに食わせる飯はねえずら!! 伊豆温泉若女将襲う〜(以下略)」
という解説(?)が載っていました。
これね、ネイティブからするとね、文章の意味が通じないんですよ。
「おみゃあに食わせる飯はねえずら」
『ずら』というのは標準語でいうと「でしょう」に変換できる言葉で、「疑問」もしくは「憶測」それから「同意を求める」時に主に使います。上記の台詞を標準語になおすと
「アナタに食べさせるご飯は無いんでしょう・・・おそらく」
「アナタに食べさせるご飯はないでしょう?」
になるわけです。誰に聞いてんだ。本人に聞いてどうするよ。
このキャプションを書いた人の意図は「オマエに食べさせる飯はないんだよ!!」という「強調」だと思うんですが、だったら「おみゃあに食わせる飯はにゃあだだよ!!」の方が違和感は無いと思う。少なくとも県東部だったら(舞台は伊豆だよね)。
でも昔の『細腕〜』の頃からこれで来ている訳だからもうどうでも良いっちゃあどうでも良いんですが。静岡と言えば「ずら」だというように認識されてるんだろうしな。もう「ずら」なんてあんまり使ってないけどな(現在は「だら」が主流)。今の大河ドラマの台詞まわしも私は違和感かなりあるんですが、山梨の方だと違和感感じないのかな。
どちらかと言えばマイナーな方言である静岡弁でも、ちょっと違和感あるだけで引っかかってしまうという事は、関西や東北・九州等の、方言が有名な地域の方はしょっちゅうイライラしてしょうがないだろうなあと、思います。
関係ないのですが、t師のところで静岡おでんの話が出てましたね。私は上京するまで「しろはんぺん」も「ちくわぶ」も存在すら知りませんでした。無いよ、そんな物は。子どもの頃は駄菓子屋でおでん食ってたし*1。こんにゃくもモツ(スジの時も)もおやつでした。
*1:そのブース、夏はカキ氷売り場に変身。