少ない。


最近あまり小説を読み終えていないのは同僚から借りた「きみはペット」を読みふけっていたからです。
田辺氏が出ていたのでドラマは見ていたのですが、読んでみてあのキャスティングは正解だったのだなあと激しく納得。メインの三人、ぴったりだったと思う。最新刊まで漸く読み終えたのですが、納得いかん!蓮見先輩じゃないの?続きはまだか!
貸してくれた同僚に代わりに「彼方から」(ひかわきょうこ著/白泉社花とゆめコミックス)を貸してみました。イザークのかっこよさについて早く語り合いたいよ。


旅行者の朝食」。米原万里のエッセイはクールで良い。気持ち良い感じに意地悪なんですね。あちこちであわてていたり、美味しいものを必死で追い求めていたり、行動的には忙しいんですが、どこかシニカル。きっとこの方はいつも、いかなるときも第三者的な自分がどこかにいるのでしょう。ロシア語通訳者という冷静であるべき職業柄からなのかもしれません。とりあえず私はこれを読んでトルコ蜜飴が食べたくなった。ていうか、ケストナーの「点子ちゃんとアントン」のどこにトルコ蜜飴出てきたのさ!探さなくちゃならないじゃないか!とりあえず本自体を!確か新潮文庫の「世界名作選 日本少国民文庫」の1か2のどっちかに入っていたはずだが。それより20年以上前に買った講談社のヤツ探したほうが早いかもしれん。


「チャペックの犬と猫のお話」。すでに持っている「ダーシェンカ」(新潮文庫)もこの中に収められていますが、他の部分を持っていなかったので購入。写真もイラストも全てが好きだ。たまらん。ウチのは血統書どころか何代も続いた立派な雑種ですが、チャペックがダーシャに語りかけるように語りかけたくなります。聞いちゃいないのはわかっていますが。犬も猫も好きだー。猫飼ったことないけど。









3日前の日記で「メロン」で検索してここまで来られた方がいらっしゃって、心の底から申し訳ない気持ちでいっぱいです。ホントすみません。まさか伊丹十三の頭のネットについてだなんて思ってもみなかったことでしょう。



どうでもいい話ですが、「もえ単」(三才ブックス)絶版になるそうですよ。最初に出たヤツ。何か不備があったのかな。よくわかりませんが。欲しい方は今すぐ本屋へGO。